定年後の不安にさよならしたい!シニアの働き方別メリット・デメリットを徹底紹介

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こんにちは!今年の7月で65歳になるシニアライターyasuです。

前回の記事では、シニア世代の代表的な働き方を5つ紹介しました。この働き方の中には、ハードルの高い「起業」についても紹介しましたが、ライフスタイルや考え方によって、人それぞれの働き方を選択することが大切です。

シニアの健康寿命が延び、定年後はゆっくり暮らすというライフスタイルから、健康な間は働き続け収入を得たいというシニア世代が増えているのも事実です。

この記事では、シニアの働き方5選の補足として、働き方別にメリット・デメリット、その他の働き方について紹介します。これからも働き続けたいシニアの人はぜひ参考にしてください。

今、シニアの働き方が注目されている

人生100年時代といわれている中で、定年後の人生は「余生」ではなく、「第二の人生」として捉えた働き方が注目されています。

年金や貯蓄だけでは老後の生活に不安がある中、元気で働けるシニアが増え、「定年後も働き続けたい」というニーズが高まっています。かつてのような60歳定年で引退する選択肢は減り、働き方を変えながら社会とつながりを持ち、収入を得たいという気持ちになるのも無理はありません。

代表的な働き方5選のメリット・デメリット

ここでは代表的な働き方の5つを改めて紹介し、そのメリット・デメリットを解説していきます。

シニア世代の代表的な働き方は次の5つです

  • 勤めている会社で再雇用または関連会社で嘱託として働く
  • 新たな仕事を見つけ再就職する
  • パート、アルバイトで働く
  • フリーランスとして働く
  • 起業する

それぞれの働き方のメリット・デメリットを紹介します。

働き方① 勤めている会社で再雇用または関連会社で嘱託として働く

勤めている会社で再雇用または関連会社で嘱託という働き方のメリット・デメリットを紹介します。

シニアの一般的な働き方ですが、次のようなメリット・デメリットが考えられます。

再雇用または嘱託で働くメリット

再雇用または嘱託で働くメリットは次の3つです。

  • 職場環境や業務に慣れているため、精神的な負担が少ない
  • 再雇用制度などが整備されている会社では、手続きは比較的にスムーズに行われる
  • 新たな人間関係の構築がないため、ストレスが少ないケースが多い

精神的な負担が少なく、スムーズな手続きで働き続けられるのが再雇用、嘱託で働くメリットといえるでしょう。

再雇用または嘱託で働くデメリット

再雇用、嘱託で働くメリットがある一方でデメリットもあります

  • 現役世代に比べ、給与が大幅に下がる
  • 責任や裁量が減り、やりがいを感じにくい
  • かつての後輩が上司になるなど、立場の変化に戸惑いを感じやすい

大幅に給与が下がり、後輩と立場が逆転し、やりがいを失くしやすいといったデメリットがあります。

働き方② 新たな仕事を見つけ再就職する

今までの仕事から離れ、新たに仕事を見つけて再就職する働き方にもメリット・デメリットがあります。

新たな仕事を見つけ再就職するメリット

新たな仕事を見つけ再就職するメリットは次の3つです

  • 新しい職場環境での人間関係や仕事で刺激を受けられる
  • キャリアを再構築でき、新たな生きがいを再発見できる
  • シニア歓迎の会社も年々増加傾向にあり、活躍の場として期待できる

新しい仕事で刺激を受けながらキャリアアップできるのが大きなメリットです。

新たな仕事を見つけ再就職するデメリット

新たな仕事を見つけ再就職する働き方にもデメリットはあります

  • スキルや経験、人脈がないと採用率が低くなる
  • 書類選考や面接で年齢の壁を感じる時がある
  • 会社の文化や仕事のスピードに慣れる必要がある
  • 初めての業界では学び直しが必要になる

スキルや経験がないと書類選考や面接までたどり着けず、採用されても新たなスキル習得が必要になります。

働き方③ パート、アルバイトで働く

パートやアルバイトでの働き方のメリット・デメリットを紹介します。

パート、アルバイトで働くメリット

パートやアルバイトで働くメリットは次の3つです

  • 自分のペースで働きやすくも時間的に自由がきく
  • 体力や家庭の事情に合わせた働き方が可能になる
  • 社会とのつながりが維持できる

自分の体力やペースなど比較的自由がきく働き方ができるのがメリットです。

パート、アルバイトで働くデメリット

パート・アルバイトは自由度の高い働き方ですが、デメリットもあります

  • 基本的に時間給になるため、シフトの関係で収入が不安定になることがある
  • 単調な仕事が多いため、仕事にやりがいを感じないことがある
  • 職場によって労働条件が大きく異なり、働きづらい環境になることもある

シフト制の仕事が多いため、不安定な収入になりやすく、単調でやりがいを感じにくいというデメリットがあります。

働き方④ フリーランスとして働く

副業として人気が高まっているフリーランスの働き方ですが、それでもメリット・デメリットがあります。

フリーランスで働くメリット

フリーランスとして働くメリットは次の3つです

  • 自分のスキルや経験を活かした働き方ができる
  • 仕事の時間や場所に縛られず、柔軟な働き方ができる
  • クライアント(発注者)と直接契約できれば、安定した収入が得られ、場合によっては高収入も見込める

フリーランスの働き方は、自由度が高く、安定・高収入が期待できる働き方です。

フリーランスで働くデメリット

人気の高いフリーランスの働き方ですが、デメリットもあります

  • 安定した仕事を受注できなければ、低収入になる
  • 自己管理能力が低い人は続けるのが難しい
  • 仕事を得るために営業活動が必要になる
  • 一人作業になるため、孤独感を感じやすい

フリーランスの働き方は、安定した仕事を受注できなければ低収入になることが大きなデメリットです。

働き方⑤ 起業する

資格や経験があれば、自分で起業する働き方を選ぶこともできますが、他の働き方と同様にメリット・デメリットがあります。

起業するメリット

起業するメリットは次の3つです

  • 自分の中で温めていた夢やアイデアを形にできる
  • 仕事のやりがいや得られる達成感が高い
  • 小規模ビジネスであれば少ない資本で始められる

起業するメリットは、やりたい仕事ができ、成功すれば大きな達成感を得られやすいといえます。

起業するデメリット

やりがいがある起業という働き方ですが、一方でデメリットもあります

  • 小規模でもリスクが伴い、失敗すれば経済的ダメージを少なからず受ける
  • 経営や会計といった専門的な知識が必要になる
  • 初期の集客や販路開拓に苦労を伴う
  • 中長期的な戦略を考える必要がある

起業は自分の夢を叶えられるメリットがある反面、経営手腕を問われ、失敗すれば大きなリスクを背負う可能性があるといったデメリットがあります。

その他の選択肢

シニアの働き方には収入を得る以外にも、さまざまな形の働き方があります

例として次のような働き方です。

  • ポランティア活動
  • 短期契約雇用
  • オンライン講師または相談員

ボランティア活動では社会奉仕に貢献でき、さらにはインターネット環境が整っていれば、オンライン講師や相談員などの働き方も可能です。

シニアの働き方の選び方ポイント

シニアが働き方を選ぶ際のポイントをまとめました。

  • 安定した収入重視なら再雇用や嘱託
  • スキルアップ重視なら再就職
  • 自由度重視ならパートやアルバイト、フリーランス
  • やりがいを求めるなら起業
  • 社会貢献重視なら講師や相談員

自分の体力や家庭状況、地域の雇用状況、自身のスキルや経験など、複合的に考え、最適な選択をすることが、長く働き続けるために大切です。

まとめ

シニアが定年後も働き続けるという選択は、経済的な理由だけでなく、誰かの役に立ちたい、社会と関わりを持っていたいという気持ちがあるからです。

働き方に正解はありませんが、「働くことは人生が豊かになる手段の1つ」ということだけは言えるでしょう。

私は介護をしながら、本業と副業で生活を安定させようと日々奮闘しています。

自分に合ったペースと形で、社会とつながりを持ちながら働き続ける、それがこれからのシニア世代の新しいスタイルの生き方になるでしょう。

 

 

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