こんにちは!シニアライターyasuです。
前回の記事では、私の経験上、悪質な案件を避けるために気をつけたいクライアントの選び方を紹介しました。ただし、この選び方を実践し応募しても、なかなか受注にはつながらない現実が私を待ち受けていました。
なぜなら、記事作成の実績が少ない初心者ライターでは、提案文に載せる記事がなく、クライアント側は質の高い記事を執筆できるか不安だと見られているからです。同じ単価であれは、経験年数や実績が豊富で評価の高いライターを選ぶのは当然でしょう。
私はwebライターとして実績が少ないワーカーが安定して受注する方法を試行錯誤し、苦労の末、月4万円の報酬を得ました。
この記事では私の経験から、安定して受注しながら稼ぐ方法を紹介します。案件獲得に日々、悪戦苦闘しているシニアのwebライターの人の参考になればと願っています。
安定して受注できなかった原因5つ
私が今まで応募した数多くの案件を通じて、安定して受注できなかった原因を5つ紹介します。
ライターを始めた頃は、興味のある案件はすべて応募するという毎日を過ごしていましたが、全く仕事が受注できない日々でした。これでは、年金頼りで生活している私にとって、不安な毎日です。
そして、webライターを始めて4か月が経った頃、少しでも安定して受注する方法を確立しようと決意し、過去の応募した案件や提案文を改めて確認してみたところ、次の5つが受注につながらない原因と思われたのです。
- クライアントの評価や実績を気にしなかった
- 単発の案件も応募していた
- 記事のジャンルを絞り過ぎていた
- 提案文の内容が薄かった
- 募集人数が多い案件ばかりに応募していた
それぞれ説明していきます。
クライアントの評価や実績を気にしなかった
クライアントの実績や評価を気にせず応募していたことが、安定した受注につながらない原因の一つです。
クライアントの評価や実績は、サマリーという項目で確認できます。総合評価や募集実績、プロジェクト完了率が一目で分かるため、信頼できるクライアントを探す一つの指標です。
クライアントの評価や実績は、安定した受注につながる可能性が高いため、応募の前に確認し、優先して応募することが大切です。
クライアントの評価や実績を確認してから案件に応募する対応に見直すことが必要でしょう。
単発の案件にも応募していた
単発の案件にも応募していたことも、安定した受注につながらない原因です。
クラウドワークスやランサーズでは、募集文に「継続依頼り」を記載している案件と記載していない案件があります。
実績の少ないライターは、単発案件で実績を増やすことも必要ですが、安定した受注につながらず、収入も安定しません。
ライティング実績を増やすには単発案件の応募も必要ですが、継続できる案件に応募した方が収入が安定するため、やりがいにもつながります。
記事のジャンルを絞り過ぎていた
記事のジャンルを絞り過ぎていたことも、原因の一つです。
私は、介護や福祉といった身近で経験したジャンルのみを選び、応募していました。しかし、実際には応募できる案件が絞られるため、限られた案件で他のライターと勝負することになります。
限られた案件では、実績の多いライターが採用される確率が高く、私のような初心者ライターは受注に至らず、苦戦します。
記事のジャンルを絞りすぎると、提案の幅が広からず、またらライティングスキルも向上しません。
提案文の内容が薄かった
提案文の内容が薄く、クライアントに熱意が伝わらないことも、安定した受注につながらない原因です。
応募している案件の大多数は、自己紹介や自己PR、応募した動機、執筆可能な本数が記載されています。ただし、応募する際にその内容を埋め込むだけの薄い文章の提案になっていたことを、過去の提案文を見て感じました。
自己紹介や自己PRはただ書いて応募するだけの繰り返しはクライアントに気持ちは伝わりません。就活に提出するエントリーシートのように、自分の実績をアピールする文章を書かなければ、採用される確率は格段に下がります。
内容が薄い提案文では、採用率を上げることは難しいでしょう。
募集人数が多い案件ばかりに応募していた
募集人数の多い案件ばかりに応募していたことも、安定した受注につながらない原因です。
意外に思われるかもしれませんが、募集人数の多い案件は、応募人数が多く、前回の記事でもお伝えしたように悪質な案件も見られます。
募集人数が多い案件は採用される確率は上がりますが、テスト記事の単価が低く、また単発で終わる案件が多く見られます。実際、私も募集人数が多い案件で受注した経験がありましたが、継続案件とは書かれていましたが、単発で終わりました。
募集人数が多い案件は単発の案件に終わることが多く、中には悪質な案件もあるため、注意が必要です。
案件を安定して受注する方法
案件を安定して受注する方法を考えました。
安定して受注できなかった原因に対しての対策にはなりますが、私の経験がこれからライターとして活動する人に少しでもお役に立つように対策になるように考えてみました。
クライアントの評価や実績を確認して応募する
前回の「悪質案件に要注意!」の中でも書きましたが、クライアントの評価や実績を確認して応募することが大切です。
私が考えるクライアントの評価基準は次のとおりです。
- 総合評価が4.5点以上
- 募集実績が多く、プロジェクト完了率が50%以上
- 募集する人数が5人未満
- 契約した人数が5人未満
- テストの記事単価が1,000円以上、または本契約単価と同等な報酬
- 認定クライアント
特に認定クライアントは総合評価が高く、継続率の高い案件を募集している傾向にありました。
記事のジャンルを絞らず、内容の濃い提案文を作成する
応募する案件の記事ジャンルを絞らず、また内容の濃い提案文を作成することで、採用率が高まります。
私は、当初応募する記事ジャンルを介護や福祉に集中し、さらに提案本数を増やすために、初めに提案した文章をコピーし繰り返し使用していました。後日、この応募した案件を見ると、応募に必要な内容を記載していない、介護記事に福祉のような記載内容がある等…まったく内容の薄い提案文でした。
記事のジャンルを絞ると、応募できる件数は限られ、内容の薄い提案文は、クライアントが確認してもスルーされる可能性が高まるなど、採用率は極端に下がります。
応募する際は、記事のジャンルを絞らず、応募内容に沿った提案文を丁寧に書くことが受注する確率を上げることになります。
継続依頼ありの案件に応募する
継続依頼ありの案件に応募することも、安定した受注につながります。
クラウドワークスの募集文には、特記事項に「継続依頼あり」と記載されている案件があります。この案件で採用されると、継続につながる可能性が高く、安定した収入が得られます。
実績が少ないライターは単発案件と並行して応募しても良いですが、継続依頼ありの応募比率を上げることも大切です。
継続依頼ありの案件に応募し採用されれば、安定した収入につながります。
まとめ
webライターは、クライアントワークという働き方のため、いかにクライアントが一緒に仕事がしたいと思わせる提案文を作成することが大切なポイントです。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的な考えで応募しても、採用にはつながらないことが私自身が経験しています。
特に実績が少ないライターが勝負できるのは、提案文の内容です。
継続ありの案件を受注できればライターとしての実績が増え、他の案件獲得にもつながるため、丁寧で内容の濃い提案文を作成し、安定した収入に繋げられます。
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