こんにちは!シニアWebライターyasuです。
この歳になってライターを始めて、4年が経とうとしています。
今までありがたいことに、色々な案件を経験させてもらっていますが…正直な所、失敗も山ほどやらかしました。
今回はその中でも、特に印象に残っているリアルな失敗談を包み隠さず紹介します。
「これからライターを始めてみようかな」「上手くできるかな」と思っているシニアの方の参考になれば嬉しいです。
では、さっそく行きましょう!
リアルな失敗談6連発

ここではシニアの私がWebライターになって、様々な失敗を経験した中でも特に印象に残っているリアルな失敗談を紹介します。
リアルな失敗談6連発は、次のとおりです。
- クライアントとの「やり取りの齟齬」
- 案件詰め込み過ぎで、「納期アウト」
- 介護中の妻の体調急変で「案件お断り」
- 修正2回までの案件は「修正2回までが勝負」
- 連絡が途絶えるクライアントは「本当に存在する」
- 文字単価2円超えは「修正の嵐」
1つずつ解説していきますね。
失敗談① クライアントとの「やり取りの齟齬」…確認の重要性の欠如
ライターは文章を書くのが主な仕事ですが、実はその前のクライアントとのやり取りがすごく大事なんです。
昔の私はそこを甘く見てて、レギュレーションやマニュアルといった指示書をざっと読んだだけで「こんな感じかな」と勝手に解釈して記事を作成、納品したことがありました。
その結果…
「全然思っていたイメージと違う」「そんな内容で頼んでないけど」って怒られまして。そのあとは終わりの見えない修正地獄、正直心が折れました。
何とか納品までこぎつけましたが、約半月はその案件につきっきりでした。
失敗談② 案件詰め込み過ぎで、「納期アウト」…途中契約終了で報酬なし
次は案件詰め込み過ぎで納期アウトになり、途中契約終了、報酬なしになった経験です。
「もっと稼ぎたい!」「せっかく受けた案件だから、断らず全部受けよう!」そんな欲張り精神で、複数の案件(多分5件くらい)を抱え込みました。最初は「いける」と踏んでいたんですが、想定以上に記事のボリュームやリサーチが多い、クライアントごとに指示書がまちまちといったキャパオーバーに陥ったのです。
その結果…
体力と気力が持たず、納期が守れず途中契約終了、クライアントから「信頼できないライター」の烙印を押されちゃいました。非常に悔しく、申し訳ない気持ちになり、かなり落ち込みました。
失敗談③ 介護中の妻の体調急変で「案件お断り」…仕事どころじゃありません
我が家は息子と二人で妻を介護していますが、妻の体調が急変することがたびたびあり、納期に間に合わないと判断し案件を辞退したことがありました。
正直、介護に集中すると、仕事どころじゃありません。集中してライティングができる時間がなく、焦りました。
その結果…
クライアントには正直に事情を説明し、辞退させていただきました。もちろん、すべてのクライアントが快く受け入れてはくれませんが、誠実に話せば理解してくれる方もいました。
もちろん、クライアントにとっては知ったことじゃないでしょうが…
失敗談④ 修正2回までの案件は「修正2回までが勝負」…2回で納得させる文章能力
クラウドソーシングサイトでは、「修正は2回まで」という案件を時折見かけますが、これは「2回で納得する記事を書いてね」という意味合いが大きいです。
明確に修正箇所を指示してくれるならましですが、「このようなイメージで修正して」というあいまいな指示もあるため、最悪、すべて書き直したこともありました。しかも、一部修正だけでなく、ほぼ全部という場合も…。
その結果…
クライアントも私もイライラがつのり、お互いが気まずい関係になり、メールの返信内容もほぼ喧嘩のような内容になりました。
結局、その後の継続依頼にはつながらず、時間だけを浪費した結果になりました。
失敗談⑤ 連絡が途絶えるクライアントは「本当に存在する」…ストレスMAX
困ったことに、クライアントと突然連絡が途絶えたこともありました。
何度メッセージを送っても返信がなく、音沙汰無し。納期は迫ってくるのにこのまま作業を続けてよいものかと…ストレスMAXです。
その結果…
やむなく「今後の業務は辞退します」と伝え、案件を強制終了しました。
気持ちの良い終わり方ではありませんでしたが、無駄に時間を浪費したくない一心でした。
失敗談⑥ 文字単価2円超えは「修正の嵐」…高単価を甘く見ちゃダメ
「文字単価2円超え、ラッキー!」と昔は思っていましたが、待っているのは「修正の嵐」、現実はそんなに甘くありません。
確かに高単価案件は魅力的ですが、実際は厳しいチェックと細かな修正が山ほど待ち構えています。仕事上で経験があった分野の記事であっても、より深い専門性を求められる場合が多いのです。
その結果…
低単価の案件より多くのリサーチが必要になり、記事作成にも時間がかかりました。
正直、時給換算すると割に合わないこともあるのが現実です。
リアルな失敗談6連発を乗り越える方法

リアルな失敗談6連発を紹介しましたが、このままでは失敗した経験が残るだけでライター活動が停滞すると思い、自分なりに乗り越える方法を考えました。
行動と気持ちの持ち方の両面から失敗を繰り返さないための方法です。
乗り越える方法① 仕事前の確認は超大事
仕事を受けたら、始める前の確認は超大事です。
指示書は案件を始める前に送られることが多いので、少し時間をかけてでも読み込むことが大切です。
今はこうしています…
- 疑問に思えば即解決
- 指示内容を簡潔に文章にまとめ、クライアントに確認しておく
- やり取りは必ずメールやチャットに残しておく
聞くのは恥ずかしいという気持ちをなくし、勝手に判断し進めるのではなく、「分からないことは聞く」という基本を徹底すれば、後がめちゃめちゃ楽になります。
乗り越える方法② 案件は自分のペースで受ける
案件は自分のペースで受けることも大切です。
「もっと稼ぎたい!」という気持ちから、案件を詰め込み過ぎると、質より量の仕事になり、クライアントが望んでいる質の良い記事にはなりません。
今はこうしています…
- 自分のキャパを冷静に見積もる(1週間の作業時間と作成可能な記事数)
- 新規案件は無理せず厳選するなど、断る勇気を持つ
- カレンダーなどでスケジュール管理する
シニアは、体力も気力も若い頃と違います。無理せず、1つずつ誠実に対応できる案件数を確実にこなすことが大切です。
乗り越える方法③ 家族あっての自分だと理解しておく
家族あっての自分だと理解し、仕事を進めることも大切です。
特に私のような介護や本業を持つシニアにとっては、トラブルに見舞われることも少なくありません。そうなることを見越しての対応も必要です。
今はこうしています…
- プロフィール欄に家庭の事情を記載しておく
- 納期が短い案件は避け、納期に余裕がある案件だけを受ける
- 修正なども考慮し、できる限り短期間に集中して作業する
- 納期より2~3日早めに提出する
シニア世代は家庭の事情も仕事と同じくらい大きな要素です。無理せず、誠実に向き合うことが大切だと感じました。
乗り越える方法④ 修正は2回までという気持ちを持つ
クライアント任せの仕事ではなく、修正は2回までという気持ちを持って仕事をすることも大切だと気づかされました。
修正1回目の段階で、クライアントが求めているものを深く読み取り、確実に対応することが大切です。
今はこうしています…
- クライアントの修正依頼の意図を読み取る
- 自分の文章に固執せず、相手のニーズを合わせて素直に修正する
- できれば修正は1回、2回目で完璧に仕上げるなど妥協しない姿勢を持つ
2回までの修正対応で納品できるようになれば、シニアライターの強力な武器になります。
乗り越える方法⑤ 評価の低いクライアントは避ける
文字単価の高い案件であっても、評価の低いクライアントは避けるべきだと感じました。
レスポンスの遅いクライアントから仕事をもらい、納品したとしても、その後の進捗状況が分からないと、ストレスは溜まる一方です。やっと連絡がきたと思ったら修正、「もういいかげんにしてくれ!」と言いたくなります。
今はこうしています…
- 評価の低いクライアントの案件は避ける
- 2~3日返信がなければ、再度連絡する
- 1週間以上連絡が来なければ、業務辞退やむなしと判断する
トラブルの少ないクライアント探しも、ライターの大事なスキルだと実感しました。
乗り見える方法⑥ 文字単価の高い案件受注は冷静に判断する
2円以上の文字単価の高い案件は、自分のライティングスキルと照らし合わせ、冷静に判断することが大切です。
「ラッキー!」と思えるのは初めの間だけで、実際の仕事内容はそう容易くはありません。内容もそれなりに専門的になり、指示書も細かくなっていることが多いため、執筆に時間がかかり、修正も覚悟しなければなりません。
今はこうしています…
- 高単価案件は、難易度が高く、修正ありきと心得る
- 自分が得意なジャンルを優先して受ける
- 高単価に飛びつかず、自分のスキルを考慮し、冷静に判断する
- 受ける前に仕事の詳細な内容を確認しておく
無理に高単価を追いかけてストレスを抱えるより、自分のスキルや得意分野に合った仕事選びがライターを続けるうえで大切ですよ。
まとめ…失敗は必ずある、でもその経験を学びにしよう!
私のやらかした失敗談を紹介しましたが、正直その経験はライターを続けていくために良い学びになりました。
年齢を言い訳にせず、無理せず誠実にコツコツと続けることがシニアのライターにとって大切であると実感しています。また、失敗から逃げず、次に活かすことが、ライターを続けるための心構えだとも思います。
なお、私のライター活動の記事はこれで11記事目になるため、ここで一旦終わりにさせていただきます。
シニア世代のライターの皆さん、焦らずコツコツと実績を積み上げ、質のよい記事を作成し、少しずつレベルアップしていきましょう。
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